求められるのは女性らしい心くばり

テクニカルな意味では、男性と女性で多少の違いはあっても大きくは異ならないです。しかしwebエンジニアにしてもwebデザイナーにしても、その仕事内容には依頼者から依頼の本音を聞き出さなければいけません。相手は多くの場合、制作のプロフェッショナルではありません。つまり初めのイメージが本音とは限らないこともしばしば起こります。いかに多くの話しを聞き、何をどうしたいのか、テクニカルな解決を考える前に、イメージを共有化しなければいけません。時には矛盾した要望に困惑することもあるでしょう。だからこそ、女性らしい心くばりが困惑に思えた問題を容易く打開出来たりします。

心くばりが力を発揮するのは、何も依頼者ばかりではありません。大きなwebサイトとなれば、社内でもいろんな立場の人が関わります。そんな時も、女性らしい心くばりがみんなの気持ちをつなぐ事になります。仕事柄、どうしても長時間作業に追われてしまいます。みんなで乗り越えるからこそ、本来の職務内容だけに留まらず、心くばりをいろんな場面で出来ることが結局は自分育てて、仕事も順調に運びます。仕事内容が多岐にわたるからこそ、いろんな事に気を回して、相手が心地よく思える絶妙な距離加減をはかる事は、webエンジニアとしてもwebデザイナーとしても欠くことが出来ない資質と言えます。女性だからこそでもありますが、絶妙な心くばりがいろんな場面で巡り巡って自分を助ける事になるので、今はどうすればいいのか何を求められているのか意識したいものです。